JALの「マイル」がアマギフに!

JALマイルとは、文字通り日本航空(JAL)を利用することで得られるポイントのことです。
クレジットカード(JALカード)でしか貯められないという印象が強いですが、実は入会金・年会費無料のクレジット機能無しのカードでも貯めることができます。
ただし、クレジット機能無しの場合ですと基本的にJALの航空チケットの代金に対してマイルが貯まる形ですが、クレジット機能付きですと航空チケットの代金に加え普段のショッピング分でもマイルが貯まるという利点があります。
貯まったマイルは旅行や各種商品と交換が可能となっており、現在では「Amazonギフト券」にも交換することが可能です。
当ページでは“マイルをお得に利用するための豆知識”について、ご紹介したいと思います。
JALのマイルが貯まるカード一覧
まずは、利用した金額に対してJALマイルが貯まるカードをご紹介いたします。
カード名称 | 特徴 |
---|---|
JALカード![]() |
入会金原則無料 年会費2,160~33,480円 |
JMBカード![]() |
クレジット機能なし 完全無料 電子マネー(WAON)の有無選択可能 |
提携カード![]() |
その他JALが提携しているクレジットカード 貯めたポイントをマイルに交換可能 交換レート、条件は提携カードごとで異なる |
大きく分けて上記の3種類に分類され、それぞれ複数の種類が用意されています。
ちなみに、JMBカードはデザインや電子マネーの有無を選択することもできます。
マイルの貯め方
JALマイルを貯める方法は以下の種類があります。
飛行機に乗る(フライトマイル)
提携している宿泊施設、レストランの利用等(提携マイル)
普段の買い物など(ショッピングマイル)
もっともスピーディーに貯まるのが、①の「フライトマイル」です。
なお、フライトマイルは航空チケットの代金に対して一律のパーセンテージで計算するのではなく、席のクラスや路線、提携する航空会社によって貯まるポイントが変わるシステムとなっています。
つまり「区間マイル×利用運賃のマイル」という積算率によって計算されるため、長い距離で運賃の高い路線・座席に乗るとマイルがたくさん貯まる仕組みです。
②③につきましては文字通り普段の利用でマイルが貯まるシステムです。
例えば、WAON等の電子マネーで支払いをした場合には200円分で1マイル(0.5%相当)、ショッピング利用で100~200円ごとに1マイル(0.5~1.0%相当)が貯まります。
このように、飛行機に乗らなくても日常的な支払いを工夫することで、お得にマイルを貯めることが可能なのです。
フライトマイル加算の例
利用運賃のマイル積算率は国内線の通常料金が100%(大人料金)、国際線はエコノミーが100%で、ビジネスやファーストクラスはそれに更に加算がされます。
- 具体例
-
・東京~グアム(片道1561マイル)エコノミークラスの場合
1561×100%=貯まるマイルは「1561」・東京~札幌(往復1020マイル)ビジネスクラスの場合
1020×110%=貯まるマイルは「1122」
なお、エコノミークラスであっても、荷物追加のオプションや割引のパッケージツアーなどで安く航空チケットを取得するとマイル積算率が100%を切る場合があります。
「1年に1回、飛行機に乗るか乗らないか」といったような方ですとそれほどマイルは貯まりませんが、仕事での出張や帰郷などで頻繁に飛行機に乗る方の場合ですと知らないうちに驚く程のマイルが貯まっていた!というケースも珍しくありません。
Amazonギフト券への交換は損?

冒頭でもお伝えした通り、貯めたJALマイルはAmazonギフト券への交換が可能です。
Amazonギフト券への交換は1マイルにつき1円換算(10,000マイルで10,000円分のAmazonギフトカードと交換)と、非常に交換単価が高いと言えます。
しかし、場合によっては損をしてしまう恐れがあります。
なぜならば、JALマイルは提携しているクレジットカード・電子マネーによって1マイル1円以上の価値になるケースがあるためです。
例えば、上記でご紹介した「WAON」では、期間限定でマイルを1.1倍換算でWAONポイントに変えることができます。(10,000マイルが11,000WAONポイントになる)
つまり、WAONポイントが利用出来るお店であれば単純に11,000円分のお買い物ができるわけですから、最終的に1,000円分損してしまうことになります。
航空券との交換がセオリー
また、貯めたマイルは航空券と交換することも可能です。
この場合、マイル限定の運賃表が別途用意されており、通常購入するよりもお得に設定されています。
そのため、JALマイルは航空券に交換するのがもっともお得かつ定番の方法であるとも言われており、旅行・帰省等で良く飛行機に乗る方であれば、こちらの方がベターです。
ほかにマイルの使い道がない場合・現金化したい場合であればAmazonギフト券への交換を検討する余地がありますが、他の商品に比べてややお得感は弱いと言えます。
自身の状況に合わせて上手に交換するよう意識してみてはいかがでしょうか。