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キャリア決済とは

スマホでキャリア決済を利用する人

キャリア決済とは、インターネット通販や日々の買い物の代金を月々の通話料・通信料と合わせて支払う決済方法です。
文字通りキャリア(docomo・au・Softbank及びワイモバイル)と契約を結んでいる人だけが利用でき、条件を満たせば比較的高額な決済もできます。
そして、キャリア決済はクレジットカードと同様に「後払い方式」の決済サービスになりますので、高額商品を購入・売却することでクレジットカード現金化と同じ使い方が可能です。
当ページではキャリア決済でAmazonギフト券は購入できるのか、現金化する際の注意点やおすすめの商品についてまとめました。

キャリア決済のやり方

利用はいたって簡単で、支払方法選択を「キャリア決済」にするだけで、商品やサービスの代金が翌月の携帯料金に上乗せされるという仕組みです。
(現金化目的の場合は売却するための商品をそのままショップに持ち込む若しくは現金化業者に買い取ってもらう形)
キャリア決済は事前の審査や収入証明が不要であるため「手元にクレジットカードが無い」「消費者金融の審査が下りない」「3万円程度の現金が欲しい」「クレヒスにキズを付けたくない」といったシーンでマッチします。
ただし、クレジットカードのように分割払いやリボ払いには対応しておらず、1回払い(一括)のみとなってしまう点には注意が必要です。

Amazonギフト券の購入方法

以前はPINCOMなど一部のキャリア決済サービスでAmazonギフト券を直接購入するルートがありましたが、2018年に入ってからは現金化目的の利用を禁止するため、残念ながらキャリア決済でのAmazonギフト券購入ができなくなってしまいました。(※Softbank・ワイモバイルを除く)
そのため、現在はバンドルカードやauウォレットカードなどプリペイドカードにチャージ又はSoftbankのAmazonギフト券販売サービス等で購入するしかありません。

Softbank
ワイモバイル

公式ページで購入可(Softbankまとめて払い)

Docomo
au
(1)プリペイドカードにキャリア決済でチャージ
(2)プリペイドカードでAmazonギフト券を購入

それぞれのキャリアのプリペイドカード(Dカードプリペイド又はau PAYプリペイドカード)にキャリア決済でチャージし、その後同プリペイドカードでAmazonギフト券を購入するという流れです。

各キャリア決済の限度額と確認方法

前各社の利用出来るキャリア決済限度額とその確認方法は以下の通りです。

docomo 【上限限度額】
100,000円(未成年者は10,000円)
【限度額確認方法】
(1)dメニューにログイン
(2)マイメニュー⇒継続課金一覧/ご利用履歴⇒ドコモケータイ払い⇒ご利用明細
SoftBank 【上限限度額】
100,000円(満12歳未満は2,000円/満20歳未満は20,000円)
【限度額確認方法】
(1)My Softbankにログイン
(2)料金案内⇒ソフトバンクまとめて支払い⇒利用可能額
Y!mobile 【上限限度額】
100,000円(満12歳未満は2,000円/満20歳未満は20,000円)
【限度額確認方法】
(1)My Y!mobileにログイン
(2)料金案内⇒ワイモバイルまとめて支払い⇒利用可能額
au 【上限限度額】
100,000円(12歳以下1,500円/13~19歳10,000円)
【限度額確認方法】
(1)au ID TOPにログイン
(2)auかんたん決済メニュー⇒利用条件の照会

格安スマホの場合

mineo、IIJmioといった所謂「格安スマホ」が近年流行しておりますが、残念ながら現在キャリア決済に対応しているのは現在3大キャリアとSoftbankグループのY!mobile及び楽天モバイルのみです。
楽天モバイルは2019年よりキャリア決済が可能となりましたが、他のキャリア決済とは異なり「登録したクレジットカードに請求」というスキームを採っており、結局はクレジットカードを使用した現金化ということになります。

また、楽天モバイルのキャリア決済ではAmazonギフト券を直接購入することができませんので、キャリア決済による現金化は難しいという結論です。
なお、SIMフリー端末につきましては機種と契約するキャリアによって対応が異なり、大手キャリアであれば問題無くキャリア決済が可能ですが、格安スマホでは従来通りキャリア決済が利用できません。

キャリア決済で何を買うべきか

「キャリア決済」はあくまでも決済の手段に過ぎませんので、実際にどのような商品を購入するかは利用者の判断となります。
ただし、キャリアには上限が設けられており、現金化に適したものは意外にも少ないです。
そのため、当該予算を全て使い切れる2~10万円のお奨め商品をまとめてみました

新幹線の回数券

換金性の高い商品の定番である「新幹線の回数券」。
高換金率(90~98%)を誇るものの、利用停止を招く危険度も高い商品としてクレジットカード現金化に於いては避けられる傾向がありました。
しかしながら、クレジットカード会社から目を付けられてしまうのは数十万円以上の高額利用によるものであり、キャリア決済の範囲であれば疑われる可能性は低いです。
また、キャリア決済はクレジットカードと異なり利用停止という概念もありません。
なお、「東京-名古屋間」が片道大体1万円程度ですので、往復分を購入しても2万円に収まる計算です。
「東京-大阪間」で往復3万円、「東京-博多間」で往復5万円ほどですので、金額に応じて選べるという点もメリットです。

ゲーム機器

人気のゲーム機・ゲームソフトであれば、1~2万円で購入することができます。
キラーコンテンツ(ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど)で発売日から間もない状態であれば95%程度で買い取って貰えることもあり、タイミングが合えば賢く現金化することが可能です。
ただし、最近ではゲームを買い取ってくれるお店が減ってきたため、現金化するのが困難というデメリットもあります。

デパートの商品券

こちらも高換金率商品として大定番のアイテムです。
高い換金率もさることながら、予算いっぱい(1~2万円)使い切れる・換金できる場所も豊富(金券ショップでOK)と、とても使い勝手が良くなっています。
デメリットとしては、キャリア決済に対応しているデパートが少ない、商品券の購入のために店舗まで足を運ばなければならない等が挙げられます。

キャリア決済ならAmazonギフト券がおすすめ

キャリア決済でのAmazonギフト券購入を勧める女性

キャリア決済で現金化を行うのであれば、iTunesカードやGooglePlayカードといった選択肢もありますが、Amazonギフト券に比べて換金率が低いというデメリットがあります。

また、新幹線回数券や高額買取商品券(全国共通百貨店商品券やビール券等)は換金率こそ高いですが、やはりキャリア側にマークされやすいという一定のリスクはさけられません。
現状ですと、やはりAmazonギフト券が換金率・スピード・安全性共に優れている現金化商品と言えるのではないでしょうか。
ショッピング枠も使い切ってしまった時や、クレジットカードをお持ちでない場合に活用したい方法です。

なお、Amazonギフト券買取だけではなく「キャリア決済を専門に扱う現金化業者」を利用するという手もあります。
換金率が85~90%と非常に高くなっておりますので、その日のレートによって選ぶと良いでしょう。

キャリア決済の注意点

現金化目的で行う方が増えてきたため、キャリア決済でのAmazonギフト券購入は年々取り締まりが強化されており、高額利用をするとキャリア側から調査・確認が入る可能性があります。
また、携帯電話の料金支払いが滞った場合、クレジットカードと同様に「信用情報」に記載がなされてしまう点には注意が必要です。
万が一支払いができないと、お使いの携帯電話が使用できなくなってしまい、プライベートのみならずビジネスにも影響を及ぼす恐れがあります。
生活に支障をきたさない範囲でのご利用を強くお勧めするとともに、ご利用の際はしっかりと計画を立てるようにしてください。